BBQの炭の処理方法とは?マナーをきちんと守りましょう

BBQの炭はどのように処理をしたらいいのでしょうか?燃え尽きるまで待てるときはいいですが、火がついたままの状態の炭を処理したいときにはこの方法で消してから処理をしましょう。

安全に処理ができるのは火消し壷です。よくbbqをするのであれば、ひとつ持っておくのもいいですね。

BBQの炭の処理方法について紹介します。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

炭への火の付け方を簡単に!初心者でもできるコツや注意点を紹介

キャンプでバーベキューをするときにまずはじめに炭への火の付け方に苦労する人も多いのではないでしょうか...

炭の処理方法を解説!バーベキュー後の炭は安全に処理をしよう

バーベキューをしたあとは、火がついたままの炭をどのように処理すれば良いのでしょうか。今までバーベキュ...

BBQでの火起こしを簡単に!基本的な方法や色々な火の起こし方

BBQをするときはまず火起こしをする必要があります。今まで火起こしをしたことがない人は、どうすれば簡...

【炭の消火方法】バーベキュー後の炭の処理と役立つグッズ

バーベキューを行った後に必ず必要となる炭の処理、皆さんどうしていますか?炭が消えるまで待つ他には、ど...

BBQの火起こしの方法。着火剤の選び方とスムーズな火起こし法

友人たちとの楽しいBBQ。初めての火起こし担当になり、きちんと火を起こせるか心配という方はいませんか...

BBQ後の炭を後始末する方法と正しい処分方法・NGなこと

初めてBBQをする人は、BBQ後の炭の後始末の方法についてわからないことも多いのではないでしょうか。...

炭の火起こしに役立つ牛乳パック!キャンプで大活躍な使用方法

キャンプのバーベーキューなどで欠かせないのが炭の火起こし。着火剤をしっかり用意していったのに、しけっ...

炭の着火を簡単にする便利なアイテムとその方法

仲間や友人とするバーベキューは、キャンプやアウトドア好きの人にはたまらないイベントですね。バーベ...

炭の処理方法、自宅でバーベキューをした場合は

炭をバーベキューで使い終わった後の処理は、キャンプ場によっては、処分する場所を設けてくれていたりしま...

BBQでの火起こし方法。着火剤なしでも新聞紙で火を起こすコツ

キャンプでBBQを始めようと思い、着火剤を使おうと思ったら、うっかり忘れてきてしまった、とお困りの方...

炭の火を消したい!でも火消し壺がない時の代用品と注意点を解説

キャンプやバーベキューなどで炭を起こしたときは、火消し壺を利用して炭の火を消火します。ですが、手元に...

炭の火の付け方とバーナーを使った正しい着火方法のコツ

バーナーを使った火の付け方とは?やり方を間違えてしまうと炭に火が移るまでとても時間がかかってしまいま...

炭が火が付きやすい着火剤の正しい使い方や処分方法をご紹介

バーベキューで炭に火をつけたいなら着火剤がおすすめ。固形タイプと液体タイプの2種類の正しい使い方につ...

炭の火おこし方法。初心者でもできる簡単火おこしのコツ

バーベキューでの火おこしを、初めて自分でするという時には、どのようなものを準備して、どのような手順で...

炭への火の付け方。着火剤なしでも火を付けられる方法

キャンプ場に来て、さぁ火を起こそうと思ったら、着火剤がない!とお困りの方はいませんか?キャンプに欠か...

スポンサーリンク

BBQの炭の処理は缶がおすすめ

楽しいBBQが終わりお腹いっぱいになった後、待っているのが後片付けです。

BBQで出たゴミなどは分別して持ち帰ったり、ゴミ置き場がある場合は捨てて行ってOKですが、炭の処理はどうしたら良いのでしょうか?

炭の片付けで最も安全な方法が蓋付きの缶に入れる方法

家にあるクッキーなどのお菓子が入っていた缶など、金属製の缶なら何でも大丈夫です。

使い終わって白くなった炭を、トングを使って一つ一つ缶の中に入れましょう。

蓋を軽くかぶせれば、缶の中に酸素がなくなり、炭の火が消えます。

缶はアツアツの状態になっているので、絶対に素手で触らないでください。

炭を入れてから1時間くらい放置しておけば、素手で触れるくらいの温度に下がるはずです。

触れるくらいの温度になったら持ち帰るようにしましょう。

炭の量にもよりますが、余裕を持って一斗缶など大きめのサイズの缶を用意しておくと良いでしょう。

炭を消すための道具としてホームセンターなどに売られている「火消し壷」を使って消火するのもおすすめです。

BBQの炭の処理で水を使う時は要注意

炭の火を消すなら「水をかけちゃえばいいんじゃない?」と考える人もいるかもしれません。

火の消火と言えば水ですが、コンロにそのまま水をかけるのはやめましょう。

BBQが終わった後のコンロに、そのまま水をバシャーッとかけてしまうと蒸気や灰が舞い上がり、周りに迷惑をかけてしまいます。

水を使った消火は間違いではありませんが、コンロに直接かけるのはNGです。

炭を水で消火する場合は、バケツを使って消すこと

バケツはプラスチック製などの燃えてしまうような素材を避け、金属製などの不燃性の素材のバケツを用意してください。

不燃性のバケツに水を張り、トングを使って一つ一つ炭を入れていきましょう。

アツアツの炭を水につけると「ジューーー!」と大きな音がでるので、驚いてバケツをひっくり返さないように注意して行ってください。

いっぺんに炭を放り込まず、地道に一つ一つ消火していくのがポイントです。

BBQの炭の処理方法、捨て方について

水を使って炭を消火した場合、その炭は二度と使う事はできません。

庭の畑やプランターなどの土壌改良剤として再利用するのがおすすめです。

水に触れていない炭は再利用可能

缶に入れたり、火消し壷で消火して持ち帰った炭は、再利用する事が可能です。

一度使用した炭は「消し炭」と呼ばれ、新品の炭よりも火がつきやすいというメリットがあります。

缶などで消火した炭を一度乾燥させれば、次のBBQの炭起こしの着火材として利用しましょう。

炭がもう必要ないという場合は、お住まいの地域のルールに合わせて炭の処分をしてください。一般的には、燃やせるゴミとして扱われる事が多いようです。

BBQの炭処理場があるときにはそこに捨てましょう

BBQができるキャンプ場や公園などには、炭処理場がある場合がほとんどです。

炭処理場がある場合は、残った炭や灰はそこまで運んで捨てるようにしましょう。

炭処理場に炭を捨てる場合も、基本的にはきちんと消火してから捨てるようにします。

施設によっては、火がついたままでも受け取ってくれる場合もありますが、時間がある場合は缶や水を使ってしっかりと消火しましょう。

泊まりのキャンプでBBQをする場合は、食べ終わったらそのまま朝まで放置しておけば自然と炭の火は消えるので、朝になってから炭処理場に捨てましょう。

炭は種類によって、長持ちするものとそうでないものがあります。

備長炭は着火するのが難しいですが、きちんと炭を起こす事ができれば2時間以上燃焼し続けるものもあります。
値段が高い炭ほど長時間燃え続ける傾向にあるので、BBQにかける時間を考慮して炭を選ぶように心がけましょう。

炭の処理でコレは絶対にダメ!

木などを蒸し焼きにして、炭化させたものが炭です。

もともとは「木」なのだから、自然にそのまま置いて帰ってもいいだろうと考える方がいますが、それは間違いです。

炭は炭素、土に還しても分解されないもの

不法投棄してしまうと、そのままゴミになってしまうので絶対にやめましょう。

火が残っている状態で土や草の上などに置いて行ってしまうと、火事の危険性もあります。

ちょっとしたマナー違反が大規模な山火事を起こしてしまう事もあるので、マナーを守ってしっかりと後始末をしましょう。

海辺でBBQ後、砂浜に穴を掘って炭を埋めるのは厳禁

砂浜は裸足で歩く人も多くいるので、火傷や怪我をさせてしまう恐れがあるので絶対にやめてください。

BBQは、来た時よりも綺麗にして帰るというのが基本的なマナーです。

ゴミの処理、炭の処理をしっかりと行い、次に使う人が快適に過ごせるようにしてあげる事が大切です。

そうすれば、自分達が次に使う時にも快適なBBQを楽しむ事ができるでしょう。

家族や友人との絆を深める事ができるBBQは、みんなが大好きなイベントの一つです。外でご飯を食べると、普段よりも美味しくたくさん食べられるような気がします。炭の着火から炭の処理までサポートしてくれるBBQ場もあるので、準備や後片付けが苦手な場合は利用してみると良いでしょう。