バーナーを使った火の付け方とは?やり方を間違えてしまうと炭に火が移るまでとても時間がかかってしまいます。
なかなか火がつかないときの原因はついついしてしまう炭の移動?じっくり良い火になるまで待つのもポイントのひとつです。
火をつきやすくするにはこのようなコツがあるんですね。バーナーを使った火の付け方を紹介します。
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炭に直接あてて着火!バーナーを使った火の付け方
キャンプ場へ行くと8割から9割の方がバーベキューをするのではないかと思って周囲を見渡しています。キャンプ場へ到着してテントを張り終えたら早速炭起こし。バーナーの「シュー」という勢いよい音が聞こえてきます。バーナーは非常に火力が強いので直ぐに炭に火がつくのではないかと思っていたのですが、かなり長い間「シューシュー」と音がする場合があります。なかなか炭に火が点かないのでしょう。
マッチとバーナーの火力の差から考えるとあっという間に点くように思われますが、コツをおさえておかないとなかなか炭は燃えません。
コツは炭の置き方
炭のひとつひとつを立ててお互いを支えあうように組むと、中に空洞が出来ます。その空洞をめがけてバーナーの火を吹き付けると火が点き易くなります。
最初に選ぶ炭の形や大きさも重要です。細く小さめのものを選びます。また、ひび割れがある炭も燃え易いです。
バーナーなのに炭になかなかつかない!間違った火の付け方
バーナーを使ってもなかなか炭に火が点かない原因
- 炭が大きすぎる
- 炭の置き方が悪い
- 炭をたくさん置き過ぎている
という場合が多いでしょう。
バーベキュー初心者の頃に、最後に残った大きな炭をそのまま使用して一応火は点いたものの、全く火の勢いがよくならなくて1時間かかっても焼き鳥が焼けないという事態になった事があります。結局炭を取り出して割ってから使用するとあっという間に火の勢いがよくなりました。とにかく「大きな炭は割って使う」ということを学びました。
炭は平坦に並べてると燃えない
炭を立てて組み、立体的に置くと中に空気が入るので格段に燃え易くなります。
炭が燃えるには空気が必要
炭をぎゅうぎゅう詰めにして置くと空気の通り道が無くてなかなか燃えません。
バーナーだからすぐに炭に火がつくということではありません!火の付け方のポイント
炭を立てて組んで置いたらバーナーで点火します。
火は上方に燃え広がります。
その性質を生かして組んだ隅の下部中央に火を吹きつけます。そうすると内部からメラメラと燃え始めます。
火が点いたかどうかといううちにうちわで扇いでしまうと火が消えてしまいます。
折角点いた火を消してしまうとやり直しなので、火の様子をよく見ながらうちわで風を送りましょう。
火がうちわで扇いでも消えなくなったらまだ燃えていない炭の方に向けて扇ぎ、どんどんと延焼させましょう。
燃え始めたばかりの炭は炎や煙が上がり食材を焼くのには適していない
時間が経って炭が白っぽくなっていると墨ならではのじっくりと焼ける「いい火」になります。
炭に火をつけたら上手く継ぎ足していきましょう
炭が足りない場合には燃え尽きる前に新しい炭を足しましょう。
鎮火の一歩手前では新しい炭に火が燃え移る前に消えてしまう場合があります。
炭全体が白く小さくなってきたら早めに新しい炭を足す
足す炭も大きい場合には割ってから入れましょう。
大きな炭は燃えるきるまでに時間もかかります。食べ終わり焼くものが無いのにまだまだ燃えるという事態にならないように、炭を割って小さくして入れましょう。炭を小さくして入れるとすぐに火が点き、燃えてなくなるまでの時間も調整しやすくなります。
火をつけるだけじゃない!バーナーを使ったおすすめ料理を紹介します
バーナーでバーベキューの火起こしだけではなく料理を作る事もできます。
- まぐろの刺身を厚めに切り、しょう油をつけてバーナーの火を吹きつけると「まぐろのあぶり焼き」ができます。
- ご飯を丸めてしょう油をつけてバーナーの火を全体にまんべんなく吹き付けると「焼きおにぎり」の完成です。
バーベキューをするとなると食材の買出しや準備などに手間がかかります。おにぎりまで作っていると時間がかかりますが、ご飯を丸めて用意するだけで焼きおにぎりができるのでとっても便利です。
炭の火が「いい火」になるまでの間にバーナーで作って食べていると、ただ飢えて待つ時間を幸せに過ごすことができます。炭が燃え始めたばかりの炎や煙の当たらないバーベキュー網の端に置いて作るとよいでしょう。