ソロキャンプを冬に行う時の、暖房の選び方などについてご紹介

ソロキャンプは、自分の好きなペースで気ままに楽しめるので、徐々に人気が高まっています。
そんなセルフで楽しめるソロキャンプを冬に行おうと思った場合に、気をつけなくてはいけないのが、暖房の選び方と使い方です。
きちんと正しく使うことで、安全に快適に使うことが出来ます。
その他、暖房以外にも気をつけたい、防寒対策などに関する事柄についてもご紹介します。

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冬にソロキャンプを行う時の暖房の選び方と、使い方の注意点

自由気ままに自然を楽しめるのが魅力なソロキャンプですが、冬となると暖房対策は必須です。主に使われている暖房をご紹介します。

ソロキャンプの暖房の選び方

焚き火台

冬に焚き火をして暖をとるなら、焚き火台を準備しておくと良いでしょう。焚き火台があれば地面が濡れてるときや空気の通りが悪い時でも安定した火力を維持することができます。

ソロキャンプ用なら、比較的重量が軽くコンパクトに片付けられるものを選ぶのがおすすめです。

薪ストーブ

焚き火と同じく風情があり、見てるだけでもリラックスした気持ちになれるのが薪ストーブです。

薪ストーブというと大きなイメージですが使いやすさ、運びやすさの優れた小さいタイプのものや、分解式のものもあります。火の粉が飛ぶ心配もなく、窓ガラスからゆったりした気持ちで温まれるのが魅力。

ガスストーブ

電気が使えないキャンプ場ではポータブルタイプのカセットガスストーブも便利です。

1本のガスボンベでおよそ3~4時間使用でき、燃料もガスなのでそこそこの火力があり温かさが持続するという優れもの。

しかし気温の変化によりガス缶が結露して使えなくなったり、使い方によってはガスが溜まってしまい炎が上がることもあるので、ガス缶の管理や使い方には十分気をつけましょう。

ヒーターを使うなら換気は必須

キャンプで毎年必ず起こってしまうのが、一酸化炭素中毒による事故や、火がテントに燃え移って火事が起きてしまう事故です。

キャンプ用のヒーターは屋外で使用されることを想定されているので、必ず注意事項を守りましょう。

テントの入口を少し開けておくだけでも一酸化炭素中毒や火事の予防対策となりますので、換気口を確保するように注意しましょう。

冬のソロキャンプにぴったりな暖房を選んだら、寝袋もしっかり選ぼう

続いては寝袋です。冬用に適した形、素材のものを選ぶようにしましょう。

冬のソロキャンプに適した寝袋

形はマミー型がおすすめ

寝袋には封筒型とマミー型と呼ばれるミノムシのような形をしたタイプのものが一般的ですが、冬のソロキャンプ使用におすすめなのはマミー型です。

構造が気密性が高いので冬の隙間風もシャットダウンしてくれるでしょう。重量も軽く、コンパクトに収納できるのでソロキャンプという点でも向いています。

素材はダウンがおすすめ

中綿の素材は高級にはなりますがやはりダウンの方が温かいです。

ダウンは保温性が高く、熱が外へ逃げづらい素材です。

もっと寒くなってしまった時のために、毛布も車に積んでおくと安心でしょう。

冬のソロキャンプの暖房の効果を無駄にしない服選びとは

ストーブ、寝袋を揃える前にまず大切なのが、服装で暖をとることです。
あまり重ね着をしても汗をかいた時に辛いので、下着・中着・上着の3枚程度着込んでおきましょう。そこから場合によってはプラスするようにします。

冬のソロキャンプはとにかく着込もう

下着

いわゆる肌着。アウトドアメーカーから出ているものがおすすめです。ヒートテックのものは仕組みとしては体が温まって汗をかいてから保温性が高まるものなので、最初から体が冷えがちな冬のソロキャンプでは、裏起毛になっているものやチクチクしない着心地の良いものを選びましょう。また汗をかいても蒸れないよう湿気を外に放出してくれる機能があるものが良いです。

中着

保温性が高く温かいのは、フリースです。機能性の高いインナーとフリースジャケットを羽織れば、室内だったら汗をかいてしまうぐらい温かいです。しかし冬のソロキャンプならこれに上着を羽織って、冷え込む朝晩もちょうどいい感じです。デザイン性も高いので、キャンプ意外の日常でも着れるものを選ぶと着まわしがききますよ。

上着

一番上には、雨風に強く軽い素材のジャケットを選びましょう。

防水性のあるもの、耐久性のあるものが便利

冬のソロキャンプにはダウン入りのジャケットでもOK。汚れても自宅で洗えるものを選ぶとなお良いです。

パンツ

裏起毛のもの、ジャージ、デニムジーンズが定番。中にヒートテックのタイツを履く方もいますが、これも先ほどの記述同様、ヒートテックのものより最初から温かい素材のもののほうが保温性が高いです。

冬のソロキャンプで絶対欠かせないテント選びのコツ

テントの設営は協力作業がないと難しいところですが、ソロキャンプの場合は1人で設営も片付けも簡単にできるタイプを選びましょう。

1人でテントを立てることを想定し、軽くて自立できるものがおすすめ

冬のソロキャンプなら、結露しにくい素材というのも重要です。

テントの大きさは、屋外での活動を充実させたいなら1人用が手軽でおすすめです。

焚き火やBBQなど、屋外での活動がメイン、テントは寝る時だけという場合なら、1人用のソロテントで十分。

寝る場所を充実させたい、テントの中で読書をしたり休憩をする時間が多いなら、1人用のものより大きめなサイズを選んだ方が圧迫感がなくリラックスして過ごせます。ポップアップテントより作りが丈夫なワンタッチ式や、見た目もおしゃれなポールテントがおすすめです。

冬のソロキャンプにあると便利な寒さ対策グッズとは

冬キャンプに欲しい、電源いらずの暖房グッズ

足元と首元を温めること

いくら服を着込んでも、足元や首元から隙間風が入れば寒いと感じてしまいます。首元にはネックウォーマー、足元にはもこもこの靴下+テント内ではテントシューズなどを使えば、冬のソロキャンプでも安心です。

湯たんぽ

湯たんぽで直火OKのものを選べば、足に乗せて温めたり、寝袋に入れて温めておくことができます。

トイレに行ったりして寝袋の中が冷えてしまう時も、湯たんぽを入れておけば一安心。

マット

テント内で休んでいる時はそうでなくても、横になると地面の冷たさが伝わって寒いと感じることがよくあります。そのために寝袋の下にはアルミマットや、スポンジマットなどを敷きましょう。

軽くてコンパクトなものを選べばかさばらず持ち運べます。寝心地を追求したい方はクッション性の高いものを選んでも良いでしょう。