冬のテント選びのポイント、ソロキャンプのテント選びについて

キャンプの支度、必需品で一番に思い浮かぶのはテント。そして快適なキャンプを行なうために、テント選びは重要なポイントです。

ソロキャンプを楽しむなら、なるべく準備は手軽に済ませたい、テントも軽量なものだったり、設営しやすい点が選ぶポイントの一つとなりますが、冬のテント選びとなると注目するポイントに違いがでてきます。

ここでは冬のソロキャンプで使用するテント選びについて、選び方のポイントをご紹介いたします。

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冬のソロキャンプは、テント選びが重要

冬のソロキャンプで使うテントは選び方が大切です。そのポイントをご紹介します。

テントを使うシーズンに注目

テントには季節に合わせて2種類のテントがあります。

春、夏、秋の3つの季節に使うことのできるテントと、冬に使うのに適しているテントとにわかれます。

季節に対して適したテントがありますが、必ずしも冬に冬用を使わなければいけないわけではありません。
しかし、冬のソロキャンプは寒さが心配なので、その心配を少しでも少なくするためにも冬用のテントを使うのがいいでしょう。

冬用テントの特徴

冬用のテントの特徴として、風を通さずに防ぐようになっています。
他の季節用のテントよりも通気性はあまり無いということです。
使われている生地も丈夫であることが多いので、基本的には少し重量が気になるかもしれません。

ソロキャンプにおすすめなテントは?基本構造についてもご紹介

ソロテントに使用するテントを選ぶ際には、種類の他に構造によるメリットやデメリットを知っておくと役に立ちます。

シングルウォールテントとダブルウォールテントのそれぞれのメリットとデメリットをみてきましょう。

シングルウォールテント

その言葉通り、壁が1枚のテントを指します。

メリット

壁が1枚で見た目もシンプルです。
スッキリと見せたい人にはおすすめです。見た目の他に作りもシンプルなのでテントをたてたり片付けるのが簡単で、場所を取らずに収納することができます。
また、軽いという点もメリットの1つです。

デメリット

デメリットはテント内にできる結露です。
また、テントの前室がないので靴の置き場所などに困ることにもなります。

ダブルウォールテント

壁が2枚あるテントのことを指します。

メリット

シングルウォールテントとは違い、ほとんどがテントにシートを被せる構造なのでシングルウォールテントのデメリットであるテント内の結露がありません。
また、屋根のような感じなので雨が振った時や日差しの強いときでも安心です。
前室があるのも使い勝手がよく便利です。
また、シングルウォールテントにはない開放感は素敵です。

デメリット

ダブルウォールテントなので、シングルよりは当然重くなります。
また、テントをたてるのもしまうのにも時間や手間がかかるという点はデメリットになってしまいます。

冬は保温性が高まるスカート付きテントがオススメ

冬のソロキャンプでは、他の季節とは違い寒さが厳しいので夜に快適に寝ることが出来るように寒さ対策のできる、また冬のソロキャンプに役立つテントを準備しましょう。

冬に使うテントでおすすめなのが、スカートというものがついているタイプです。

スカートが下から入り込む冬の冷気を遮る働きをしてくれる

注意しないとスカートの有無を気にして購入することは少ないと思うので、覚えておきましょう。

また、そのスカートを固定できるようになっているものとなっていないものがあります。
できることなら固定できるタイプの方が風が吹いても安心ですし、より防いでくれます。もし、スカートのついていないテントを購入してしまった場合には、自分でスカートを取り付ける事もできるので、冬の場合にはそのような工夫をするのもいいでしょう。

冬のソロキャンプでテントの中で暖房器具を使用する場合

冬にキャンプをする場所の温度や天候によってはテントの中で暖房器具を使うこともあると思います。

テント内で使う暖房器具として、電気のファンヒーターや石油やガスを使ったヒーターを使うこともあると思います。

そういった場合には使用するテントも気をつけなければなりません。

冬のキャンプは換気が重要

使うテントで気を付ける点は換気ができるかどうかとうことです。

換気がしっかりできていないと一酸化炭素中毒になってしまったり、具合が悪くなる可能性があります。

ですので、換気機能のついたテントを選ぶようにするのがおすすめです。

一酸化炭素中毒を防ぐだけではなく、テント内で暖房を使ったときに起きやすい結露も防ぐことができるので、暖房器具を使う予定があるのであれば換気の面にも注目するといいでしょう。

冬のソロキャンプのテント選びのポイント

冬にソロキャンプをするときには、そのシチュエーションを考えて選ぶのが大切です。

もし、キャンプの場所がオートキャンプ場の場合、スペースは十分にありますしテントを建てる場所まで車で行くことができるので、テントが重いダブルウォールテントでも問題はありません。

しかし、もしバイクで冬にソロキャンプに行く予定であるならば、小さく収納できて軽さが特徴のシングルウォールテントを使用するのがいいでしょう。
バイクは車ほど収納力がないのでいかにコンパクトにまとめるか、荷物を軽くするかが重要になってきます。

ソロキャンプでも日帰りのできるデイキャンプの場合はそれほどテントの機能は重要ではないのでテントをたてる時間と片付ける時間がかからない簡易的なテントを使う方法もあります。

このように、自分がどんなキャンプに行くのかで優先するポイントなどが変わります。
ですので、テント選びの際ははじめにしっかりとその部分を明確にしておくことが大切です。