キャンプやバーベキューなどで焚き火をするとき、今まで経験がない人は、子供にはどのような服装をさせれば良いのかわからないこともあるのではないでしょうか。
火を使う事に不安を感じ、子供と焚き火はしないほうが良いのではないかと考えている人もいることでしょう。
ここでは、焚き火をする時にNGな服装とOKな服装についてお伝えします。子供と一緒に焚き火をすることには色々なメリットもあるため、服装に気をつけて焚き火を楽しみましょう。
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子供の焚き火の服装は?NGな素材
子供も一緒に焚き火をする時には、火傷などの心配も多くどんな服を着せるべきか悩みます。
焚き火をする時に子供に着せる服のNG素材
焚き火でNGとされる素材は化学繊維です。
化学繊維と聞いてもピンときづらいですが、代表的なものはポリエステルやナイロンといったものです。
こう聞くといろいろな服に使われている素材だと感じると思います。
特に、アウトドア衣類では使われていることが多いので注意しましょう。
キャンプ時に着用するのは問題ありませんが、焚き火をする段階になったら着替えるなどしましょう。
さらに、冬や夏のキャンプの寒い時によく着るフリース素材は特に注意が必要です。
起毛素材であることと、化学繊維であることから焚き火の際には向いていません。
服を選ぶ際には、使われている素材をしっかりと確認してからにしましょう。
焚き火をする時の子供の服装でおすすめの素材は綿100%素材
焚き火をする時の子供の服装としておすすめな素材は綿です。
中でも綿100%であればなおいいです。
化学繊維とは反対の植物繊維です。
綿は、衣類のタグに記載されるときはコットンと書かれるときもあるので覚えておくと便利です。
熱に強いということは、燃えにくいということになります。
ですので、万が一焚き火で火の粉があたっても化学繊維のように穴が空いたりする可能性が低いので、服へのダメージも子供へのダメージも少なく済みます。
さらに、綿素材の服は洗濯が簡単です。
キャンプや焚き火の時に来ていた服は汚れやニオイが気になるので洗濯しやすいほうがいいですよね。
着ている子供も汚れに気兼ねなく遊べますし、親も洗濯が大変なのに…と残念な気持ちになることがなくなります。
簡単に洗えても汚れが取れないこともあると思うので、新品の服やまだキレイな綿の服を用意するというよりは、価格の安い汚れても大丈夫なものを焚き火用といて着るのがいいでしょう。
焚き火は火の粉が飛んでくる!子供の服装のポイントは火の粉を防ぐこと
服に飛んできた場合には、服が焦げたり穴が空いてしまうほどの熱なので肌に直接あたることは避けなければいけません。
子供は体温が高いですし、夏は熱いので半袖、半ズボンで焚き火をしてしまうかもしれません。
しかし、肌の露出が多ければ多いほど火の粉が直接肌に当たる可能性が高くなります。
肌にあたってしまっては火傷をしてしまいます。
子供が焚き火をするときの服装は長袖長ズボンにしましょう。
また、忘れがちですが首元が多くあいているよりも詰まっているもののほうが安全なので上着でカバーするかそのような形の服をきるなど工夫も必要です。
子供の服装にお金をかけたくない時は
ジャケットなどの上着を1着焚き火用にすることです。
そのジャケットも耐燃性などのいいものではなくてもOKです。
価格の安いものであれば、焚き火の火の粉で穴が空いてしまってもそれほど気にならないはずです。
子供がある程度大きくなって長く着れるなと思った時に、耐燃性のある服や、デザインにこだわって揃えるのもいいですね。
子供にとっても汚れても大丈夫、もし穴が空いてしまっても大丈夫な服装のほうがキャンプで遊んだり、焚き火も穴空きを気にせず純粋に楽しむことが出来るのでおすすめです。
子供と一緒に焚き火をすると色々なことが学べる
子供と焚き火をすることで親も子供もたくさんの事を学び感じることができるのがいい点です。
焚き火の火を起こす時には、自然の中にある落ち葉などを使います。
それらを一緒に集めることもできますし、どういったものが火を起こしやすいのかなど、自然と学ぶことができます。
そこから、火の起こし方、焚き火の維持の仕方など親がやっているのをみたり、自分が経験することで子供にとってよい力になります。
また、焚き火の最中は家族みんなで火を囲みながらゆっくりとした時間を過ごせます。
普段の忙しい毎日の中で交わす会話とはちょっと違う話も聞けたりするかもしれないですよ。
ゆらゆらと燃える焚き火は、日常では味わえることができないですし、子供にとってもいい経験になるはずです。
焚き火が終わった後は子供と一緒に後片付けや火の始末もするといいでしょう。
準備から片付けまで一連の流れを教えて、何回か経験することで自分でも出来るようになるかもしれません。