焚き火は薪か炭か。おすすめは薪、必要な物や焚き火のコツ

キャンプやアウトドアに欠かせない焚き火。暖も取れますし照明代わりにもなります。

焚き火をしようと思った時に薪がいいのか炭がいいのかと悩んでしまうことはないでしょうか。

どちらでも焚き火はできますが、薪での焚き火がおすすめです。薪と炭、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

焚き火をする時に必要な物や、薪の組み方などもご覧ください。

安全に焚き火を堪能し、自然を感じてください。

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焚き火に使うのは薪か炭か、一般的なのは薪

我が家では焚き火をするには薪、バーベキューには炭と使い分けています。

炭は最初こそ炎が上がりますが、炭は落ち着くとじわじわと赤く長く燃え続けるので肉などの食材を焼くのに適しています。薪はずっと炎を上げて燃え続けるので、炎のゆらめきを眺めながらマシュマロを焼いて楽しんでいます。

キャンプを始めたばかりの頃は焚き火の存在を知らず、バーベキューをするために焚き火台を購入しました。キャンプへ行くとなると、とにかく荷物の量がとても多いので、我が家のコンパクトな車ではいかにして荷物の容量を減らすかはとても重要なテーマです。

バーベキューもできる焚き火台が便利

バーベキューコンロではなく、網を乗せることができる焚き火台を購入することにしました。これが大正解でした。

焚き火台は分解して畳むと板のように薄く驚くほどにコンパクトになります。組み立ても分解もとっても簡単で、家族4人で食べるのに小さくて不自由を感じる事もありません。

秋になり夜が涼しくなってきた頃にキャンプへ行きました。暗くなり始めた頃に周囲を見回すとあちこちで焚き火が見られます。最近ではキャンプで焚き火をする人の割合がかなり増えているようです。

多くのキャンプ場で薪を販売しているので、荷物を多く積む事ができない我が家では毎回キャンプ場で薪を購入しています。

焚き火は直火か台が必要か確認しよう

焚き火の方法には、地面に直接薪を置いて燃やす方法と、焚き火台の上に薪を置いて燃やす方法があります。

地面に直接薪を置く方法を直火と言います

キャンプ場では芝を作っていることが多く、芝の保護や安全性の問題から直火を禁止しているキャンプ場が非常に多いです。

焚き火台を使用するとバーベキューコンロと同じ様に地面を焼く事はないので利用できるキャンプ場が多いです。

焚き火をしたい場合には訪れる前にキャンプ場に確認をして焚き火台が必要な場合は用意しましょう。但し焚き火台によっては燃えて細かく砕けた薪が隙間から落ちて地面を焼いてしまったり、焚き火台の高さが低いために地面を焼いてしまう場合があります。防火マットを用意しておくと地面を保護し、安全に焚き火を行うことができます。

実際に我が家の焚き火台からも隙間から焼けて細かくなった薪がこぼれ落ち地面が燃えたことがあります。すぐにバケツの水をかけて消したので延焼はしませんでしたが、子供も居るのでとても危険だと感じました。

早速防火マットを購入してそれ以降は問題なく焚き火を行うことができています。キャンプ場では焚き火台によって生じたと思われる丸く焦げた芝をよく見かけます。
焼き面が低かったり隙間がある焚き火台の場合には防火マットを併用する事をおすすめします。

薪や炭の焚き火に必要なアイテム

焚き火をするのに万全な準備は、焚き火台と薪、着火剤、火をつける道具、薪を挟める火バサミ、耐火仕様の皮手袋、バケツです。

焚き火であると安心、耐火マット

焚き火台によっては熱で地面が焦げてしまう場合があります。

キャンプ場の芝を傷めないため、安全のためにも耐火製のマットを用意することをおすすめします。

私が初めて焚き火をした時は、もともと焚き火をする予定ではなくキャンプ場で薪が販売されているのを見て急遽することにしました。

バーベキューコンロとして焚き火台を使用していたので焚き火台はありました。バーベキューの火おこしで仕様した着火剤とマッチを利用。バーベキューの時に炭を挟む火バサミで薪を挟み、バーベキューの炭起こしで使用した軍手を使用して火起こしをしました。バケツは子供が水場で遊ぶために持って来たバケツに水を汲んで何かあったときのために用意しておきます。

このアイテムで問題なく焚き火を行うことができたのですが、火バサミは薪を挟むには力不足を感じました。現在使っている火バサミは200円程度の安価なもので挟む力が弱いです。炭よりも薪の方が大きくて重たいので、薪をしっかりと挟めるくらい丈夫な火バサミを用意することをおすすめします。

手袋は耐火仕様の皮手袋を着用するとより安心でしょう。

薪で焚き火をする時の薪の組み方

焚き火をする時の最初の火越こしにはコツがあります。

焚き火は細い薪を使用して空気が通るように組むこと

薪は細いもの、中くらいの太さのもの、太いもの3種類あると容易に火起こしができます。

  1. まずは着火剤を焚き火台の真ん中に置き、着火剤を取り囲むように細い薪を放射状に立てかけて組みます。
  2. 次に中くらいの薪を細い薪を取り囲むようにして放射状に立てかけます。
  3. そうして着火剤に火をつけます。
  4. 中くらいの薪に火がつきしっかりと燃えたら太いまきを1~2本立てかけて投入します。太い薪に皮が付いている場合には、皮を下にして入れます。

ただ、私がキャンプ場で購入した薪は細い薪や中くらいの薪など入っておらず全て太い薪でした。ある中から細めの薪を選び火起こしに使用しました。木の種類が混ざっている場合には、燃え易い種類の木を選んで火起こしに使用すると良いでしょう。

薪での焚き火の火起こしは炭を使うと簡単

バーベキューをした後の火のついた炭が残っている場合には、その炭を利用して火起こしすると簡単です。

バーベキューと焚き火台が別にある場合には、バーベキューと並行して行う事も可能

バーベキューの炭火を1つ2つ着火剤として焚き火台の真ん中に置き、炭を取り囲むように薪を置きます。

焚き火台でバーベキューをした場合には、網を避けて薪を炭の上にくべるだけで焚き火に移行することができます。
炭の火起こしのコツは、着火剤を囲むようにして炭を放射状に立てかけて着火剤に火をつけることです。
炭が燃え始めて着火剤が燃えきった頃に団扇で扇ぎ火を延焼させると効率よく火を起こすことができるでしょう。