なぜ道の駅で車中泊は禁止なの?理由と車中泊をするときのマナー

道の駅で車中泊は禁止している?場所によっては禁止しているところもあるので、前もって確認しておくことが大切です。

車中泊が禁止となってしまう理由とは?車中泊をするときのマナーやしてはいけない事を紹介します。エンジンを切るなど、ちょっとしたことですが大事なことなんですね。

車中泊にあると便利なアイテムを持って楽しい旅に出かけましょう。

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すべての道の駅が車中泊を禁止しているわけではありません

道の駅で車中泊は、OKな場合とNGな場合がある

運転の休憩にありがたい道の駅。食事施設や休憩施設が充実していて、24時間トイレ使用も可能なので、車中泊する場所としては絶好の場です。

しかし公共の場であり、無料で利用できる道の駅で車中泊するというのはOKなんでしょうか。

結論としては、OKである場合とNGである場合があります。法律的にはNGではありませんが、はっきりとOKと言えない理由は、道の駅はあくまで運転の休憩所であって宿泊場所としては提供されていないから。しかし、車中泊禁止というルールが決められているわけではない道の駅なら車中泊をしている人も多くいます。他人から見たら、宿泊しているのか休憩しているのかわかりにくいですしね。

道の駅を宿泊目的で利用するのはおおっぴらに言うとNG。しかし旅の途中の休憩で仮眠するつもりで、結果的には宿泊になっているなら特に文句を言うところはないといった感じでしょう。

「車中泊禁止」「○時間以上の駐車禁止」と看板が出ていたり明確に禁止されている場合は、車中泊はしないようにしましょう。

道の駅が車中泊を禁止する理由について

もし道の駅で車中泊する場合は、あくまで休憩・仮眠を駐車場の1スペースの中でさせていただくものと捉えましょう。

道の駅で車中泊する人が多い=車中泊OK=キャンプ場のように使用してOKというわけではありません。車中泊が禁止されている道の駅は、過去、そういったマナーが悪い利用客がいたため禁止になった場合があります。

他にも禁止している理由は以下のようなものがあります。

  • キャンプ場と勘違いしては×
    道の駅で折りたたみ椅子やテントを広げたり、BBQを始めたりと、まるでキャンプ場さながら公共のスペースを占領して迷惑行為を行う人も少なくないようです。洗面所やトイレで炊事をしたり、外のベンチに寝っ転ったり、酔っぱらった客がいたり…と、店員や他の客からすると迷惑でしかないですよね。過去こういったことで苦情があったりして禁止になったケースがあるようです。
  • 駐車場が大きくない
    あまり大きくない、車を停められる台数が少ない道の駅の場合は、車中泊をすべてOKにしていたら駐車場のキャパシティを越えてしまったり駐車場の回転が悪くなって他の客が利用しづらくなることがあるため、最初から禁止していることがあります。
  • 人の往来が多い
    住宅街だったり、観光地が近い道の駅は駐車場が混み合ったり人の往来が激しいので、回転率や治安面から車中泊を禁止しているところが多いです。場合によっては数時間停車するだけでも禁止にしているところがあります。反対に、山の中にあったり利用客が少ない道の駅なら車中泊を歓迎しているところもあるので、そういったところが狙い目です。

道の駅の車中泊禁止の看板がないかを必ずチェックしましょう

道の駅で車中泊をする場合は、まずは車中泊が禁止されていないか事前にHPで調べたり、看板をチェックしておきましょう。

公式HPで明示されていない場合は道の駅名と、+車中泊というキーワードで検索すると口コミなどが出てくるので参考にしても良いでしょう。ただ、その過去の口コミと現在の状況が異なっていることもあるので細心の注意が必要です。

車中泊できる道の駅を見つけたら、まずは看板をチェックして決められている禁止事項などを確認しておきましょう。下記のことは最低限守るべきです。

【道の駅で車中泊する時のマナー】

  • アイドリングはしない。
  • ゴミは持ち込まない。
  • 度を越えた範囲の利用はしない。(テント、BBQ、炊事、花火など)
  • 大声を出したり騒がない。

中にはBBQやテントがOKな道の駅もありますが、多くの道の駅は禁止していることが多いです。

周りがしているからOKと決めず、必ず確認するようにしましょう。

道の駅は長距離ドライバーが仮眠していたり、様々な人が利用しています。大声を出したり騒いだりというのは他の客の迷惑になるため絶対にやめましょう。静かな駐車場では自分が思っているより声は響いています。

道の駅など車中泊をするときにあると便利なもの

車中泊をするのに、あると便利なグッズを紹介します。

  • 耳栓
    深夜でも朝方でも人の往来がある道の駅では、人の声、足音、ドアの開け閉めの音、車のアイドリング音、トラックの走る音など、いざ眠りに入ろうとすると騒音が邪魔することがあるので、耳栓の利用をおすすめします。ノイズキャンセリングイヤホンも外部の音を遮断する効果が高いです。
  • サンシェード
    日中は陽射し防止、夜はまぶしさ防止に。通りすがる人からの視線避けにも。カーテンがついていない車には必須と言っていいほど重要アイテムです。折りたたんで収納できるコンパクトタイプなら、場所の幅も取らないでしょう。
  • タンブラー
    運転中に飲み物を飲む時は保温・保冷機能のあるタンブラーや水筒に入れ替えるのがおすすめえす。水滴で濡れることもなく、長時間美味しい温度を保つことができます。ワンタッチで蓋を開けることができる水筒やタンブラーにストローをさして飲めば運転中も飲みやすいです。
  • 他にもアイマスク、ネックピローは用意しておいた方が良いでしょう。
    外灯や施設の明かりなど道の駅は24時間明るいので、安眠するためにもこれらは必須です。

車中泊ができるところなら安心!ここなら大丈夫です

車中泊を禁止している道の駅もあるので、わからない場合は行ってから確かめるのではなく事前に調べておいた方が良いです。

もしくは、キャンプ場やRVパークの場所が近くにないか調べておきましょう。

とくに道の駅での連泊の車中泊は、あまり好まれません。トイレに近い場所取りをしたり、混雑してきているのに長時間居座ることは、他の利用客の迷惑になってしまいます。
キャンプ場なら気兼ねせず、気持ちよく宿泊することができるでしょう。
また車中泊を公認している施設、RVパークを利用するのもおすすめです。RVパークなら連泊も行えます。しかしいわゆるキャンプ場ではなく火気は厳禁としているところが多いので、注意しましょう。